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ポルシェ993ベルト交換 [ポルシェ993]

初投稿です。
乗り出して7年半が経ち、先日ふとベルトを見るとオルタネータベルトの縁にひび割れを発見!
この車種は結構オルタベルトが切れるトラブルがあると聞いていたので、さっそくベルトと工具を揃えてチャレンジしてみました。
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交換するベルト類。自分993はtipですが、真ん中のオルタプーリーがtip用より切れにくいMT用の大径プーリーを使ってますので、MTファン用、オルタ用純正9.5×776、エアコン用12.5×1085の互換品のコンチ10×775を2本と13×1085を用意。
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(使用工具)
M10のトリプルスクエアーの短いビット全長45mmとスピンナーハンドル、24mmのメガネレンチ、13mmの75°デープメガネレンチ、13mmメガネレンチ、10mmと13mmのソケット、5mmのヘキサソケットとラチェットレンチ
持っていないものは購入して臨みました。
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まずは、エアコンベルトを外します。車両によってコンプレッサーの移動距離が違うようですが、我が家のは伸びが少ないのか、緩めて移動させれば外れるかと思いましたが外れないため、赤丸部分のボルトをすべて外しました。その際にはコンプレッサーのロングボルトには下に四角いナットがありますので落とさないように細心の注意が必要です
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私は万一のために、隙間にタオルを詰め込んで作業しました。
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無事に外れました。
では次にプーリーを外します。
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トリプルスクエアーレンチでシャフトを抑えて、24mmレンチでナットを緩めます。
我が家のはレンチが長かったこともあるかもしれませんが軽く緩みました。
その後は、組上げるときに順番が分からなくならないように、順番に外し順番に並べて置いていきます。
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ファンプーリーは5mmのヘキサボルトで止まってますので外します。
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その後は、新しいベルトを組んで、プーリーを締め付けていくのですが、空冷ポルシェのプーリーはシムでプーリー幅を変えて締め付けることでベルトを浮き上がらせてベルトを張る機構なので、はじから、弛んだ状態で上側を締め付けてしまうとベルトを挟み込んでしまうため、ベルトのないプーリー下側から締め付け始めプーリーを回転させながら徐々にベルトを張っていきます。最後に締め付け終わった時の張り具合を見て、張りすぎならば一度外してシムを足しプーリー幅を広げ、緩ければシムを抜く調整をします。
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後は、エアコンベルトを張りなおして完成です。
一番大変だったのは、エアコンコンプレッサーを元に戻すのが大変でした。
新品ベルトを着けると、張り調整ボルトを外しても、コンプレッサーが定位置にセットできず長ボルトが入りませんでした。
やむを得ず全ボルトを外したのですが、今度は奥から出ているステーのボルトがなかなか嵌らず大変でした。やっとすべてを嵌めてボルトを締めたところ張り調整ボルトなしで丁度良い張り具合でした。ってことはベルトが純正より0.5mm幅広のせいかもしれませんが減ってくれば丁度良いかもってことで良しとします。

以上この作業の肝はエアコンコンプレッサーのベルト交換でした。

なお、作業備忘録につき、参考にされる場合は自己責任でケガや事故に気を付けてくださるようお願いします。



追伸
コンプレッサーのテンション調整ボルトのM8ナットが舐め舐めでしたので、ホームセンターのナットに替えました。自分では初めてなのでこれまでの整備時になめかけていたんですね。
IMG_5978.JPG

https://minkara.carview.co.jp/userid/153982/car/1255685/5738065/note.aspx

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